エフォートレス思考

最近、『エフォートレス思考』という本を読んでみました。

誰でも失敗が怖いと感じることはあると思いますが、私はその恐怖が原因で完璧主義になっていることに気付きました。

この本を読むことで、失敗を恐れる気持ちが自分の行動にどう影響しているのか、改めて考える機会になりました。

失敗を避けたい気持ちから、気づけば完璧主義に陥ってしまうことがよくあります。
実は、完璧主義の裏には「失敗が怖い」という気持ちがあると思っています。

私の場合、何かをやるときに「これを失敗したらどうしよう」と考えてしまい、つい何でも完璧にしようと頑張りすぎてしまうことが多いです。

たとえば、仕事で資料を作るとき、失敗したくないからこそ細かいところにまでこだわりすぎてしまい、結局期限を守れなかったことがありました。

完璧を求めると、どれが本当に大事なことなのかが見えなくなってしまいます。

その結果、何を優先すべきか分からなくなり、結局何も進まなくなることも…。
完璧主義は、なかなか一歩を踏み出せなくさせる悪循環を生むんですよね。

失敗が怖いからこそ、無理をしてでも完璧を目指そうとすると、時間やエネルギーを無駄に使ってしまいます。
その結果、計画通りに進まなくなり、最終的には実行できなくなることもあります。
これでは、さらに失敗が怖くなってしまい、悪循環が続いてしまいます。

こうした悪循環が続くと、失敗を恐れるあまり、行動に移せなくなり、新しいことに挑戦するチャンスを逃してしまいます。
結果的に、時間や成長の機会を自ら失ってしまうことになります。

『エフォートレス思考』を読んで気付いたのは、まずは小さな一歩を踏み出すこと、そして本当に必要なことに集中することの大切さです。

まずは簡単にできることから始めると、取り掛かりやすくなるという考え方です。

これまでは大きな目標に圧倒されて、なかなか行動に移せなかったのですが、今は手軽にできることから始めるよう心がけています。

必要最低限のステップを見極めて効率的に進めることも大切だと感じました。

これまでは、すべてを完璧にしようとするあまり、余計なことに時間をかけすぎていましたが、今では本当に必要なことだけに集中するよう心がけています。

これからは、失敗を恐れずに小さな一歩を踏み出していこうと思います。
少しずつでも前に進むことで、以前よりも成長を感じられるようになるかもしれません。

今回の気付きが、自分にどんな変化をもたらすのか、これからも見守っていきたいと思います。

同じように失敗が怖いと感じている方がいたら、このシェアが少しでも役に立てば嬉しいです。